2005年10月25日

フェラーリディーノ (Dino)

DSC_0299.JPG

チャオイタリアで撮ってたフェラーリの1台です。
エンツォ・フェラーリ氏とその妻ラウラ氏の間には、「アルフレディノ・フェラーリ」という名前の愛息がいたそうです。エンツォ氏は、この息子を「ディーノ」と呼んで溺愛していたと語られていますが、このディーノ氏は白血病を煩い、スイス病院で療養中、若干24歳の若さで逝去されました。
 当時製作されていたスポーツカーは、どれも大排気量12気筒エンジン搭載のモンスターマシンばかりであったことに対して、父エンツォに意見したのがアルフレディノだったということです。
 「これからの時代いかにフェラーリ社といえども、大袈裟で高価な12気筒エンジンの車ばかり作っていては経営がうまくいきませんよ。小型エンジンを搭載したスポーツカーも必要になってくるはずです」、と。
 そうしてアルフレディノは、自社の次期スポーツカーに搭載すべく、コンパクトな設計のV型6気筒エンジンの研究・開発に乗り出しましたが、そのエンジンの完成を見ずに、先述の理由で亡くなったとされています。
 これに胸を痛めたエンツォ氏は、小型高性能のV型6気筒エンジンの開発を続行し、そしてそれに見合う最高の美しさをもつピッコロボディ(小さな車体)に乗せたものがディーノとなったそうです。
 ところで、これまでのフェラーリの車で「ディーノ」だけが、フェラーリの跳ね馬のエンブレムが有るべきはずのフロントノーズを始め一切どこにもつけられていない…ということです!この車のフロントノーズに有るには、「Dino」と綴られたオリジナルのエンブレムです。
素晴らしいフェラーリの車なのに、どこにもフェラーリの印がないのは??
 この理由については定かではありませんが、社運を変えたスモールフェラーリ誕生の契機をつくり、若くして亡くなった愛息アルフレディノのことをいつまでも慈しみ、敬意を表したエンツォ氏が、あえてフェラーリのマークをどこにも付けなかったと語り継がれています。
 と、家族愛・歴史がある車なんですね。

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posted by masha at 23:31| Comment(0) | TrackBack(0) | alfaromeo&other car | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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